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兵庫県警察における備え

兵庫県ではこれまでに、平成7年の阪神・淡路大震災を始め、台風や集中豪雨による河川の氾濫、土砂災害など、様々な自然災害が発生しています。
兵庫県警察では、これらの災害に備え、関係機関と連携した各種訓練を実施し、災害対処能力の向上を図っています。

災害警備体制の発令基準

兵庫県警察では、「兵庫県警察災害警備計画」によって、災害警備体制の発令に係る基準を下記のとおり定めています。
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警察本部の体制設置基準

災害警備本部体制 A号 ○ 県内で震度6強以上の地震
○ 県内に大津波警報
B号 ○ 県内で震度6弱の地震
○ 県内に津波警報
○ 県内に大雨等の特別警報
C号 ○ 県内で震度5強の地震
準災害警備本部体制 ○ 県内で震度5弱又は震度4の地震
○ 県内に津波注意報
○ 県内に大雨等の警報

警察署の体制設置基準

災害警備本部体制 A号 実員の全員 ○ 管内で震度6弱以上の地震
○ 管内に大雨等の特別警報
○ 管内に大津波警報又は津波警報
B号 実員の半数 ○ 管内で震度5強の地震 署
C号 宿直員、地域課当務員その他必要と認められる人 ○ 県内で震度5弱の地震
準災害警備本部体制 宿直員、地域課当務員及び警備課員 ○ 管内で震度4の地震
○ 管内に大雨等の警報
○ 管内に津波注意報
災害警備支援体制 宿直員、地域課当務員、災害警備本部直轄部隊員に指名されている者その他必要と認められる人員 ○ 県内(管内を除く)で震度5強以上の地震
○ 県内(管内を除く)に大津波警報又は津波警報

参集基準

兵庫県警察では、

〇 県内において震度5強以上の地震を観測したとき
〇 県内に大津波警報又は津波警報が発表されたとき
〇 自己の所属の管内に災害による大被害が発生し、
   又は発生のおそれがあることを知ったとき

には、職員は速やかに自所属に参集することを定めています。

兵庫県警察フェニックスレスキュー競技大会

競技目的
兵庫県警察では、平成30年から、「兵庫県警察フェニックスレスキュー競技大会」を開催しています。
この大会は、県内における大規模災害の発生に備え、警察署に勤務する警察官の災害対処能力の向上を目的に、警察署対抗で救出救助技能を競うものです。
競技内容
  1. 災害用装備資機材の操作要領
    チェーンソー、エンジンカッターの操作要領
  2. 水害対策、地震対策ゾーンに分けた競技種目
    ロープ結索、土嚢作成・搬送、傷害物の除去、重量物の移動、負傷者の救出・搬送
過去の競技結果

第5回大会 第一部優勝警察署:伊丹警察署
      第二部優勝警察署:加西警察署

第2回大会 第一部優勝警察署:甲子園警察署
      第二部優勝警察署:加西警察署

第1回大会 第一部優勝警察署:甲子園警察署
      第二部優勝警察署:佐用警察署(平成30年当時)

※ 第3回大会 コロナ情勢により開催中止
  第4回大会 兵庫県内に気象警報が発表されたため開催中止

災害発生時は警察活動にご協力を!!

! 広報・避難誘導

警察では、災害時には状況に応じて
  • パトカー等による広報写真
  • 交差点等での交通整理などによる住民の避難誘導
を行うことがあります。

避難に際しては、警察官等の広報をよく聞き、指示に従って冷静に行動してください。

! 交通規制

警察では、災害時には状況に応じて
  • 被災地内への一般車両の流入禁止
  • 災害応急対策活動に必要な人員、物資等の緊急輸送を円滑に行うために必要な交通規制
を行うことがあります。

その際は、交通規制標示や警察官の指示に従って通行してください。


兵庫県警察の災害警備訓練状況


兵庫県警察では万が一の事態を想定して日々訓練しています。
しかし、県民のみなさまにおかれましても、早め早めの避難、「率先避難」をよろしくお願いします。
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