警察署の紹介－伊丹警察署

防災フェア

　皆さん、こんにちは。伊丹警察署長の丸山です。

　管内の小学校において、防災に関する知識の普及や自助・共助の意識向上を目的とした体験型イベントに参加しました。
　イベントでは、災害時に警察官が使用する装備資機材などを展示し、警察の災害対策への取組みを紹介しました。

　災害への備えを考えるとき、「自助」「共助」「公助」の３つに分けることができます。

「自助」　一人ひとりが自らの力で守ること
「共助」　地域や近所の人同士が協力し助け合うこと
「公助」　市役所や消防・警察・自衛隊などの公的機関による救助・支援のこと

　災害に備えて、事前に水や食料などの備蓄や、非常持ち出し品の準備、ハザードマップを確認のうえ、家族で避難先を決めておくなどの準備をお願いします。

　もし災害が発生したときは、まずは自分の身の安全を確保してください。

警察官騙りのオレオレ詐欺に要注意

　最近、伊丹市内の特殊詐欺手口が、警察官騙りのオレオレ詐欺が増加しています。

　自宅の固定電話や携帯電話あてに、警察官を名乗り
　　　〇　「犯人を逮捕し押収口座にあなた名義の口座がある」
　　　〇　「あなたの口座が犯罪に使われている」
　　　〇　「あなたが、マネーロンダリングの犯人になっている」
　　　〇　「警察署へ出頭して欲しいが、出頭できなければ、テレビ電話で取調べをする」
などと理由をつけて
　　　〇　「口座を調査する」
　　　〇　「現金を確認する必要がある」
　　　〇　「保釈金を払えば逮捕しない」
などと言って現金を振り込ませたり、現金を支払わせたりする詐欺です。

　警察官騙りの詐欺被害を受けないために

　警察は＋から始まる国際電話やＳＮＳで連絡しません。
　警察はテレビ電話で取調べをすることや逮捕状を示すことはありません。
　警察官や検察官が保釈金等の名目で、現金を振り込ませたり、現金を支払わせたりすることは絶対にありません。

　このような電話があればいったん電話を切り、最寄りの警察署まで相談をお願いします。

　市民の方々の協力で水際阻止件数は大幅に増加しているものの、まだまだ特殊詐欺の被害が多く発生していますので、引続き市民の皆様のご協力をよろしくお願いします。

交通事故防止運動

　12月１日から10日までの間、年末の交通事故防止運動の期間になっております。
　運動重点は

〇　子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保と反射材用品や明るい目立つ色の衣服等の着用促進

〇　飲酒運転等の根絶と夕暮れ時・夜間の早めのライト点灯やハイビームの活用の促進

〇　自転車等の交通ルールの理解・遵守の徹底とヘルメット着用の促進

の三点となっております。

　伊丹市内での、令和７年10月末の交通事故発生状況は、人身事故件数は294件で前年より62件減少傾向にあります。
　人身事故の件数の３割が、自転車が関わる事故です。

　また、令和８年４月より自転車の交通違反に対しても交通反則通告制度が適用されます。
　自転車の交通ルールを理解して、
　　事故に遭わない・事故を起こさない意識を持って安全運転
をお願いします。

ルールをまもろう！じてんしゃくん

　自転車の交通ルールを理解し遵守していただくことを目的に、大阪芸術大学短期大学部にご協力をいただいて
　　　自転車安全啓発動画「ルールをまもろう！じてんしゃくん」
というアニメーションDVDを作成していただきました。
　このDVDは、同校卒業生の浜崎真帆さんが作成したキャラクター「かもねくん」が、自転車のルールを楽しく分かりやすくルール説明したアニメーション動画になっています。

　伊丹市は自転車利用者が多く、自転車が関係する事故が多い街で、人身事故に占める自転車の交通事故の割合が約４割を占めます。
　また、来年の４月１日から自転車運転中の信号無視、一時停止等の交通違反に反則金を伴う青切符による取締りが導入されますので、多くの市民の方々に動画を観ていただき、自転車を安全に正しく利用して、交通事故に遭わないようにしてください。