有馬警察署は1月22日(日)、神戸市北区有野町に所在する神戸砕石(株)において、警察、消防、医療、学生ボランティア等、10機関200名が参加する合同災害警備訓練を行いました。

訓練は、地震により土砂災害が発生し家屋の倒壊や道路の寸断、孤立集落等が発生したとの想定で行い、近畿圏内4府県のヘリコプターによる救助訓練や、(株)あかつきと連携し崖下に転落した車両からの救出救助並びに車両の引き上げ訓練を実施しました。

また、土砂埋没家屋・車両からの救出救助訓練では、有馬警察署と神戸市北消防署及び神戸砕石(株)のほか、地元の医療機関が災害現場で初期医療活動を行うといった、神戸市内では初となる訓練に取り組みました。

兵庫県内において相当な被害が予測されているいわゆる南海トラフ地震は、今後30年以内の発生確率が70~80%と報道等でも言われています。有馬警察署では今後も訓練を重ね、署員の災害対処能力の向上に努めていきます。

有馬警察署長 森辻睦芳