災害の備えについて
これまでで一番といわれた暑さは、やわらぐところを通りすぎ一気に冬の様相がうかがえるようになるなど目まぐるしい気候となっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。急な気温の変化に体調を悪くされている方もおられるかもしれません。
さて、11月5日は「世界津波の日」、国連総会で制定された国際デーとなっています。この日付は、1854年に発生した安政南海地震のときの逸話、「稲むらの火」を由来として、制定されたそうです。
災害そのものを防ぐことが難しくとも、被害を最小限に収めることは可能です。過去の教訓を生かし、しっかりと備えておくことが肝要ということで、この11月中は各地で防災イベントが開催されていますが、有馬警察署においても様々な訓練に参加するとともに、防災意識高揚のための啓発活動を展開しております。
南海トラフ地震の発生確率が引き上げられるなど、防災機運は高まっているところですが、署員一同、災害発生時を踏まえ管内住民の避難や救助に万全を期するよう、しっかり取り組んでまいりますので、皆様におかれましては、防災グッズの用意、家具の固定などのほか、防災訓練にも積極的にご参加いただくなど、日頃から災害への備えを行っていだだきますよう、よろしくお願い申し上げます。

有馬警察署長 中村 裕之
○ 河川に転落した男性の人命救助!
~のじぎく賞贈呈~
9月15日(月)、河川に転落して、2日間、川岸の茂みで動けなくなっている高齢男性を発見し、ユニック車のクレーンを使用して川岸にボートを下ろして、その男性を救助しました。
人命救助の貢献により、10月8日(水)、身近な善行をたたえる兵庫県の「のじぎく賞」を贈呈しました。

【年末の交通事故防止運動】
1 運動期間
令和7年12月1日(月)から12月10日(水)までの10日間
2 運動重点
○ こどもと高齢者を始めとする歩行者の安全確保と反射材用品や明るい目立つ色の衣服等の着用推進
○ 飲酒運転等の根絶と夕暮れ時・夜間の早めのライト点灯やハイビームの活用の推進
○ 自転車等の交通ルールの理解・遵守の徹底とヘルメット着用の促進
3 目的
この運動は、年末の交通情勢を踏まえ、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけることにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的としています。
○ 歩行者は横断歩道を渡りましょう‼
○ 毎月11日は「横断歩道思いやりの日」
○ アイコンタクト、横断歩道手前での減速も
忘れずに‼
○ 子供、高齢者に思いやりを持った運転を‼
○ 早めのライト点灯(午後4時)
○ ハイビーム活用により早めの危険感知‼






