お金を要求する電話は 疑う・確認・相談
新緑が目に鮮やかなすがすがしい季節になりました。
南あわじ署に赴任してから、あっという間に2箇月が過ぎましたが、多忙ながらも、地域の皆様から温かい励ましの声を掛けていただき、心強く感じています。
さて、本年は、5月11日から20日までの間、「春の全国交通安全運動」が実施され、交通安全協会や地域の皆様のご協力をいただいて、中山峠における街頭キャンペーンや通学路の保護立番活動等の交通安全活動を実施しました。
実は、私も小学1年生の時、自転車を運転しているときに交通事故に遭い、大けがを負って入院した経験があります。
交通事故は、私の右側通行が大きな原因で、自転車に乗り始めたばかりで、自転車の基本的なルールを理解していなかったのです。
交通事故の瞬間は今でもはっきり覚えていて、その時のことを思い出すたび、交通事故の怖ろしさや交通ルール無視の危険性を実感しています。
私たちは、毎日、当たり前のように「行ってきます。」と言って自宅を出発した後、授業や仕事が終われば「ただいま」と言って家に帰ることを、日々特に意識することなく当然のようにしていますが、交通事故は、このような日常の景色を一瞬で奪い取ってしまう悲惨な出来事なのです。
南あわじ市では、本年に入り、既に二人の方が交通事故により亡くなっています。
南あわじ署としましては、市民の皆様が悲惨な交通事故に遭うことのないよう、各種交通対策を推進してまいりますので、今後とも、どうか安全運転と交通事故防止にご協力をお願いします。

南あわじ警察署長 中井 秀樹