みなさんこんにちは。飾磨警察署長の小丸です。
　３月下旬の冷え込みで遅れていた桜の開花もどんどん進み、晴れやかな気持ちで新年度を迎えることができました。これから過ごしやすい季節となってきますが、「寒のもどり」や季節外れの大雨など、気候の変動による健康管理に留意していきましょう。

　今年２月末現在、当署管内においては
　　　人身交通事故　121件（負傷者144人（うち重傷８人））
　　　物件交通事故　774件
が発生しており、昨年同時期とほぼ同様の数字となっています。
　幸いにも亡くなった方はおられませんでしたが、一歩間違えば重大な結果となった事故や飲酒運転、無免許運転に関係する事故が相変わらず発生するなど、引き続き高止まりの状態です。

　このような交通事故情勢の中、
　　　４月６日（土）から15日（月）までの10日間
「春の全国交通安全運動」が実施されます。
今年の運動重点は、
　　　○　こどもが安全に通行できる道路交通環境の確保と安全な横断方法の実践
　　　○　歩行者優先意識の徹底と「思いやり・ゆずり合い」運転の励行
　　　○　自転車・電動キックボード等利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守
となっていますので、後掲のチラシを確認していただきたいと思います。

　この運動に先立ち、過日、あいにくの雨天ではありましたが、悲惨な交通事故を防止し安全な日常生活が訪れることを願って、「浜の宮天満宮」において、飾磨交通安全協会を祭主とする「交通安全祈願祭」が厳粛な中執り行われ、私も他の関係団体の代表者とともに参列して玉串を奉典してきました。
　また運動期間中は、関係団体の協力を得て管内各地でキャンペーンや交通安全教室を実施するとともに、交通事故に直結する交差点関連違反や過大速度取締り、夜間帯における飲酒検問等を強化する予定としておりますので、交通法令の遵守等をお願いします。

飾磨警察署長
小丸　剛