新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けがインフルエンザと同じ5類感染症へ移行となり、以前の日常が戻りつつあることを実感しています。
昨年は3年ぶりに「東灘だんじり」が再開され、さらに今年からは例年どおりのパレードも開催されましたが、皆様の御理解と御協力の下、大きな事件・事故等なく雑踏警戒や交通整理を無事に終えることができました。皆様の御協力に感謝申し上げます。
今後も東灘区内の治安を守るため、署員一丸となって活動してまいりますので、御支援のほどよろしくお願い申し上げます。
さて、最近の気象状況を見ておりますと、新緑の色を増す晴天の日々が続くかと思われましたが、10年ぶりに5月中の梅雨入りとなり、大型台風も発生する状況となっています。今後、線状降水帯に起因する局地的な大雨による土砂崩れや河川の氾濫等も懸念され、災害に対する警戒が必要です。
東灘警察署ホームページの「統計・マップ」では、災害ハザードマップとして、兵庫県が作成したハザードマップを交番管内ごとに掲載しています。マップには、「津波」、「洪水」など災害別に浸水想定区域や警戒区域を図上で表示し、避難所も紹介しています。是非この機会に、自宅等周辺の災害リスクや避難場所を御確認の上、いざという時のための備えに活用してください。

南海トラフ巨大地震等の「大規模災害に対する備え」についていくつか紹介させていただきますので、御家庭での安全確保の参考としてください。
○ 自宅や職場付近の津波などの影響を知っておくハザードマップや津波の浸水に関するパンフレット(自治体作成)を確認しておく。
○ 災害情報を知るためのツールを複数持つ停電に備え、ラジオ・携帯電話・スマートフォン・地域の防災無線などで災害情報を入手する。
○ 一時避難場所・避難所への経路を知る普段から家族で連絡方法などを話し合っておく。
○ 非常時に持ち出すものを備える 懐中電灯・予備電池・ヘルメット・軍手・衣類・カセットコンロ(ボンベ)・携帯ラジオ・携帯電話と非常用充電器・筆記用具・飲料水・乾パン・缶詰・貴重品など
○ 家族分の食事は1週間分を目安に備える水は一人当たり、1日3リットル必要
最初は冷蔵庫内の食材を使い、その後に備蓄している非常食(アルファ米・カップ麺・乾パン・缶詰・板チョコ・ビスケットなど)で乗り切る。
○ 「ローリングストック法」の活用食べた分をその都度補充していく方法のことで、常に新しいものを備えることが出来るので、缶詰に比べ賞味期限が短いレトルト食品なども保存できる。
○ 「171」災害用伝言ダイヤルの活用災害等で回線が混雑した状況になった場合に、被災地の電話番号を指定して、安否などの情報を音声で登録・確認できるサービス。 ※ この他にも災害用伝言板(各携帯電話会社対応)、災害用音声お届けサービス(一部の携帯電話会社対応)がある。
○ 災害情報を知るためのツールを複数持つ
○ 一時避難場所・避難所への経路を知る
○ 非常時に持ち出すものを備える
○ 家族分の食事は1週間分を目安に備える
最初は冷蔵庫内の食材を使い、その後に備蓄している非常食(アルファ米・カップ麺・乾パン・缶詰・板チョコ・ビスケットなど)で乗り切る。
○ 「ローリングストック法」の活用
○ 「171」災害用伝言ダイヤルの活用
その他、兵庫県の防災に関するホームページなどを御覧いただき、御家庭の事情に応じて準備を進めてください。