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少年非行問題

1.少年非行の概況(令和5年中)

令和5年中の県内の非行少年は、前年に比べて455人(26.7%)増加している。
また、喫煙や深夜はいかい等により補導された不良行為少年は13,703人で、前年に比べて588人(4.5%)増加している。
   令和5年 令和4年 増減
人員 率(%)
非行少年 2,156 1,701 455 26.7
刑法犯少年 1,692 1,253 439 35.0
      犯罪少年 1,037 804 233 29.0
触法少年 699 449 206 45.9
  特別法犯少年 333 351 -18 -5.1
犯罪少年 267 279 -12 -4.3
触法少年 66 72 -6 -8.3
  ぐ犯少年 131 97 34 35.1
不良行為少年 13,703 13,115 588 4.5
少年非行の推移(過去10年)
少年非行の概況-グラフ

2.刑法犯少年

全刑法犯に占める少年の割合は、刑法犯少年の検挙・補導人員が過去最多(14,547人)であった昭和57年には60パーセントを超えていたものの、年々減少傾向にあり、平成4年以降は50パーセント台、平成28年以降は10パーセント台まで減少し、昨年は11.8パーセントにまで減少したが令和5年中は14.6パーセントと増加に転じている。
   令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年
全刑法犯検挙・補導人員 11,973 11,407 10,688 10,608 11,607
少年 1,538 1,520 1,420 1,253 1,692
   成人 10,435 9,887 9,268 9,355 9,915
少年の占める率(%) 12.8 13.3 13.3 11.8 14.6
(罪種別)
   令和5年 令和4年 増減
構成比 構成比 人員 率(%)
刑法犯少年 1,692 100 1,253 100 439 35.0
凶悪犯 46 2.7 36 2.9 10 27.8
粗暴犯 369 21.8 301 24.0 68 22.6
窃盗犯 824 48.7 608 48.5 216 35.5
知能犯 39 2.3 22 1.8 17 77.3
風俗犯 72 4.3 59 4.7 13 22.0
その他 342 20.2 227 18.1 115 50.7
    うち占有離脱物横領 72 4.3 57 4.5 15 26.3
(学職別)
   令和5年 増減 令和4年
構成比 構成比 人員 率(%)
刑法犯少年 1,692 100 1,253 100 439 35.0
未就学児




小学生 332 19.6 257 20.5 75 29.2
中学生 558 33.0 366 29.2 192 52.5
高校生 423 25.0 350 27.9 73 20.9
その他 75 4.4 47 3.8 28 59.6
有職少年 195 11.5 168 13.4 27 16.1
無職少年 109 6.4 65 5.2 44 67.7
(初発型非行)
   令和5年 令和4年 増減
構成比 構成比 人員 率(%)
初発型非行 701 100 514 100 187 36.4
    万引き 443 63.2 300 58.4 143 47.7
オートバイ盗 31 4.4 41 8.0 -10 -24.4
自転車盗 155 22.1 116 22.6 39 33.6
占有離脱物横領 72 10.3 57 11.1 15 26.3
刑法犯少年に占める割合(%) 41.4 - 42.0 - 0.4ポイント

3.特別法犯少年

特別法犯により検挙・補導した少年は333人で、前年に比べて18人(5.1%)減少している。
このうち、薬物関係法令違反で検挙・補導した少年は92人で、前年に比べて10人(12.2%)増加している。
   令和5年 令和4年 増減
人員 率(%)
特別法犯少年 333 351 -18 -5.1
軽犯罪法 111 125 -14 -11.2
   迷惑防止条例 44 49 -5 -10.2
銃刀法 17 25 -8 -32.0
  廃棄物処理法 6 9 -3 -33.3
  児童買春・児童ポルノ 35 29 6 20.7



毒劇物法
覚醒剤取締法 5 7 -2 -28.6
大麻取締法 84 72 12 16.7
その他の薬物法令 3 3 0 0.0
  その他の法・条例 28 32 -4 -12.5

4.不良行為少年

不良行為で補導した少年は13,703人で、前年に比べて588人(4.5%)増加している。
   令和5年 令和4年 増減
人員 率(%)
不良行為少年 13,703 13,115 588 4.5
粗暴行為等 37 32 5 15.6




深夜はいかい 4,064 3,910 154 3.9
家出 40 34 6 17.6
怠学 147 86 61 70.9
その他 63 42 21 50.0
   不健全性的行為等 12 6 6 100.0
飲酒 494 442 52 11.8
  喫煙 7,912 7,730 191 2.5
  薬物乱用 3 -3 -100.0
  その他 925 830 95 11.4

5.福祉犯取締り状況

福祉犯は、検挙人員、検挙件数、被害児童数のいずれも前年と比べて増加しており、検挙人員は153人(前年対比+30人、+24.4%)、検挙件数は254件(前年対比+72件、+39.6%)、被害児童数は188人(前年対比+37人、+24.5%)で、前年に比べて72件(39.6%)増加している。
(1)福祉犯検挙人員
   令和5年 令和4年 増減
人員 率(%)
検挙人員 153 123 30 24.4
   児童福祉法 3 5 -2 -40.0
児童買春・児童ポルノ法 71 53 18 34.0
職業安定法
労働基準法 2 -2 -100.0
青少年愛護条例 47 52 -5 -9.6
風俗営業適正化法 3 6 -3 -50.0
性的姿態撮影等処罰法 25
16歳未満面会要求等 1
覚醒剤取締法
毒劇物法 2 -2 -100.0
その他 3 3

(2)福祉犯検挙件数
   令和5年 令和4年 増減
件数 率(%)
検挙件数 254 182 72 39.6
   児童福祉法 3 4 -1 -25.0
児童買春・児童ポルノ法 138 95 43 45.3
職業安定法
労働基準法 1 1
青少年愛護条例 66 72 -6 -8.3
風俗営業適正化法 5 6 -1 -16.7
性的姿態撮影等処罰法 38
16歳未満面会要求等 1
覚醒剤取締法
毒劇物法
その他 2 4 -2 -50.0

(3)福祉犯被害少年
   令和5年 令和4年 増減
構成比 構成比 人員 率(%)
被害少年 188 100 151 100 37 24.5
未就学児 2 1.1 1 0.7 1 100.0




小学生 27 14.4 12 7.9 15 125.0
中学生 67 35.6 61 40.4 6 9.8
高校生 78 41.5 60 39.7 18 30.0
その他 2 1.1 2
有職少年 7 3.7 10 6.6 -3 -30.0
無職少年 5 2.7 7 4.6 -2 -28.6
凡例:本ページで使用している用語の意義は次のとおりです。
  1. 犯罪少年
    罪を犯した14歳以上20歳未満の少年
  2. 触法少年
    刑罰法令に触れる行為をした14歳未満の少年
  3. 刑法犯少年
    刑法に触れる行為をした犯罪少年及び触法少年(交通事故に関連する刑法の罪を除く。)
  4. 特別法犯少年
    刑法以外の法令に触れる行為をした犯罪少年及び触法少年(交通法令違反又は自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律違反を除く。)
  5. ぐ犯少年
    保護者の正当な監督に服しないか、自己又は他人の徳性を害する行為をするなどの理由があって、その性格又は環境に照らし、将来罪を犯すおそれのある少年(特定少年を除く)
  6. 不良行為少年
    飲酒、喫煙、深夜はいかい、その他自己又は他人の徳性を害する行為をしている少年
  7. 非行少年
    犯罪少年、触法少年及びぐ犯少年の総称
  8. 初発型非行
    非行の動機・手口が比較的単純で、初期的段階の非行といわれる万引き、オートバイ盗、自転車盗及び占有離脱物横領の総称
  9. 福祉犯
    児童買春等、少年の心身に有害な影響を与え、少年の福祉を害する犯罪の総称
  10. ※ 図表による構成比については、四捨五入の関係で、合計の数値と内訳の数値の計が一致しない場合がある。
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