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 署長からのメッセージ
一つずつ一つずつ着実に

 今回は、家族を空港まで見送ったときのエピソードです。
 空港の展望台から、家族がボーディング・ブリッジ(空港ターミナルと飛行機を繋ぎ、乗客等を乗降させる搭乗橋)を渡って飛行機に乗り込んだのを見届けた後、離陸までの間、何気なく空港職員の作業を眺めていました。

 全ての乗客が機内に乗り込むと、空港職員は、何やらボーディング・ブリッジに備え付けられたボタンを押しています。するとボーディング・ブリッジが飛行機から切り離され、スルスルと自動的に縮んでターミナル側に収納されました。

 次に、飛行機の車輪にかましていた車止めを外し、これを胸の前に抱えて運び、所定の保管場所に収納します。けっこう重そうです。

 別の職員がトーイングカー(牽引車)に乗り込みました。飛行機は後退することができないので、トーイングカーで飛行機を押して後退させ、滑走路前の待機スペースまで移動させるのです。先の職員が誘導し、飛行機は見事に真っ直ぐ後退していきます。トーイングカーは、飛行機が待機スペースの手前で方向変換して進行方向に正対するまで進み、作業を終えると、これまた真っ直ぐに後退して元の位置まで戻ってきました。

 トーイングカーから職員が降車し、誘導していた職員とともに、飛行機に少し近づいて立ち止まり、二人並んで手を振って飛行機を見送ります。

 飛行機は、滑走路の方へ進み出て、いよいよ離陸となるのです。

 この一連の流れを眺めていて、ふと気付いたことがあります。

 それは、これらの作業が一つとして重複することがないということです。
 例えば、効率的に作業しようと思えば、ボーディング・ブリッジの収納ボタンを押して、ボーディング・ブリッジが縮んでいく時間を利用して、車止めを外す作業を平行して行うことも可能です。その方が時間を短縮することができますが、決してそのようにはしません。

 また、1人の職員が車止めを外す作業を行っている間に、もう1人の職員がトーイングカーに乗り込むことも可能です。しかし、決してそのようにはせず、車止めを保管場所に収納するのを一緒に確認してから乗車していました。

 このように、一つの作業に着手しては、その作業が確実に履行されたことを確認してから、次の作業に移行するということを繰り返していたのです。

 人はミスを犯す生き物です。
 ましてや、同時に複数の作業を行うとなれば、必ずミスを犯すリスクは高まります。空の安全、人の命を預かる重要な作業だからこそ、絶対にミスを犯さないよう、一つずつ一つずつ確認しながら、着実に作業しているのだと思います。

 我々、警察の仕事も同じだと考えます。
 人の生命・身体・財産の安全を確保するため、常にスピード感をもって対応しなければならないことは言うまでもありません。時には、複数の事案に同時に対応することもあるでしょう。
しかし、「ここぞ」の局面では、一つずつ一つずつミスや漏れがないかを確認して、着実に処理することが求められます。
 空港の日常的な風景から、改めて「着実」の大切さに気付かされました。

 さて、市民の皆さんも、是非、ご自身の安全のため「一つずつ一つずつ着実に」を実践してください。
 例えば交通事故防止の話です。車を運転するときに、シートベルトを装着しながら発進したりしていませんか? まずは、確実にシートベルトを着装してから、次の発進動作に移行する。そんなところからはじめてみましょう。
 スマホ等の「ながら運転」など、もってのほかですよ!!


養父警察署長 中村 信幸
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2019年

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