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聴覚障害者への運転免許制度の拡大について

聴覚障害者の運転免許取得の概要

聴覚障害者(補聴器を用いても10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえない方)であっても、ワイドミラーを活用して慎重に運転することにより、普通自動車を安全に運転することができるものと認められたことから、次の条件等の下、運転免許が取得できることとなりました。(平成20年6月施行)
  • 後方視野を確保し、車両斜め後方の死角を解消するため、ワイドミラーを装着
  • 周囲の運転者に対する注意喚起のため、聴覚障害者標識の表示を義務付け
  • 聴覚障害者の保護のため、聴覚障害者標識を表示した車に対する幅寄せ等を禁止

聴覚障害者標識の表示義務と幅寄せ等の禁止

聴覚障害者標識 ■聴覚障害者が運転する際に、聴覚障害者標識の表示を義務付け
  聴覚障害者標識を表示しなかった場合
 ・2万円以下の罰金
 ・反則金 4,000円
 ・基礎点数 1点
■聴覚障害者標識を表示した車に対する幅寄せ・割込みの禁止
  聴幅寄せ・割込みをした
  ・5万円以下の罰金
  ・反則金 6,000円(普通車)
  ・基礎点数 1点

聴覚障害者標識を表示した自動車に対する配慮

周囲の運転者は、聴覚障害者が警音器の音では危険を認知できないことがあることを理解するとともに、必要に応じ、減速を行うなどする必要があります。

周囲の運転者が特に留意すべき運転場面

  • 「警笛鳴らせ」の警戒標識が設置されている、山地部の道路や見とおしのきかない交差点、曲がり角等
  • 脇道から前進又は後退して大きな道路に入ろうとしている自動車
  • 自分の車線に車線変更しようとしている自動車

運転できる車両の種類の拡大について

■ 普通貨物自動車も運転ができる。

 ※ 特定後写鏡(補助ミラー)を装着し、聴覚障害者標識を表示。

■ 原動機付自転車、小型特殊自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車も運転ができる。

 ※ 特定後写鏡(補助ミラー)、聴覚障害者標識は必要なし。

■ 運転できる自動車などの種類

  • 普通自動車(※聴覚障害者標識の表示と特定後写鏡を取り付けることを条件とする。)
    ・ 乗用車
    ・ 貨物車
  • 原動機付自転車
  • 小型特殊自動車
  • 大型自動二輪車
  • 普通自動二輪車

■ 聴覚障害者標識の表示

 普通乗用車の他、普通貨物車を運転するときは、聴覚障害者標識の表示が必要
 (原動機付自転車、小型特殊自動車、大型自動二輪車及び普通自動二輪車を運転するときは不要)

普通自動車への特定後写鏡の取付けについて

イラスト普通自動車の後方と運転席と反対側の斜め後方の交通の状況を確認することができる特定後写鏡の例
(原動機付自転車、小型特殊自動車、大型自動二輪車及び普通自動二輪車を運転するときは不要)

普通自動車に取り付けた特定後写鏡(ワイドミラー)の例

  • 写真
    後方の緊急車両と斜め後方の二輪車
  • 写真
    ワイドミラーの視認状況
  • 写真
    二輪車拡大図
  • 写真
    緊急車両拡大図

普通自動車に取り付けた特定後写鏡(ワイドミラー)の例

  • 写真
    後方の緊急車両と斜め後方の二輪車
  • 写真
    左サイドミラーの視認状況
  • 写真
    左補助ミラーで二輪車を確認
  • 写真
    右サイドミラーの視認状況
  • 写真
    右補助ミラーで緊急車両を確認
関連項目・・・・・周囲の運転者が特に留意すべき運転場面
指定自動車教習所聴覚障害者課程一覧表
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