ストーカー行為は、気付かないうちに次第にエスカレートし、凶悪犯罪に発展する恐れがあります。
この動画では、ストーカー行為に該当する行為、改正されたストーカー規制法のポイント等がわかりやすく説明されていますので、ぜひご覧下さい。
また、動画のような行為を受けていることがあれば、被害が深刻になる前に、早めに警察に相談してください。
サムネイルをクリックすると、政府インターネットテレビにリンクします。
(動画時間:約3分)
令和3年6月15日より | 改正ストーカー規制法が一部施行されました |
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① | GPS機器等を用いた位置情報の無承諾取得等 | ||||
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② | 実際にいる場所における見張り等 | ||||
住居、勤務先、学校など通常いる場所に加え、あなたが実際にいる場所の付近において見張る、押し掛ける、みだりにうろつく行為が新たに規制対象となります。
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③ | 拒まれたにもかかわらず、連続して文書を送る行為 | ||||
電話、FAX、電子メール、SNSメッセージに加え、拒まれたにもかかわらず、連続して、文書を送る行為が新たに規制対象となります。
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- これらに該当する行為は、警告・禁止命令等の対象となります。
- (反復して行った場合は、ストーカー行為罪の対象となります。)
- ストーカー行為は、次第にエスカレートして、凶悪な犯罪に発展するおそれのある行為です。1人で悩まず、 早めに相談しましょう。
ストーカー行為と対策
○つきまとう
○通勤途中などで待ち伏せする
○進路に立ちふさがる
○自宅などの付近で見張りをする
○自宅などに押しかける
○自宅などの付近をうろつく
□ 明るい道、人通りの多い道を利用する □ 民家、コンビニ等の店舗へ逃げ込む □ 防犯ブザー等の防犯機器を携帯する □ 身に危険を感じたら110番通報する □ ドアには二重鍵とドアスコープを付ける □ SNS等に自分の現在の居場所などを投稿しない |
○行動内容を告げて監視していることを告げる
○帰宅直後に「お帰りなさい」などと電話する
□防犯カメラを設置する □家の中が見えないように工夫する (すりガラスでもカーテンをつける等) □電話の場合は、拒否の意思、警察に相談している旨告知し、余分な話はしないで電話を切る |
○拒否しているにもかかわらず、面会や交際、復縁を求める
○贈り物を受け取るよう要求する
□はっきりと拒否の姿勢を示し、一人では絶対に会わない □贈り物が送られてきたときは、受け取りを拒否し、開封せずに送り返す |
○大声で「バカヤロー」などの粗野な言葉を浴びせる
○家の前に来て大声をあげ、怒鳴り散らす
□危険を感じたときは、防犯ブザーや携帯電話で助けを求めたり、民家、コンビニ等の店舗に逃げ込んだりする |
○無言電話をかけてくる
○拒否しているにもかかわらず、携帯電話や会社・自宅に何度も電話をかけてくる
○拒否しているにもかかわらず、何度も自宅や会社などに文書を送付してくる
○拒否しているにもかかわらず、何度もファクシミリ、電子メールやSNSを送信してくる
○開設しているブログ、ホームページへの書き込み
□「警察に訴えます」とはっきり伝える □電話会社に相談する □ナンバー・ディスプレイ機能付き電話を設置し、不明な相手には出ない □着信拒否設定にする |
○汚物や動物の死体など、不快感や嫌悪感を与えるものを自宅や職場に送りつける
□届いた時間と内容などを記録し、すぐに警察に届ける □送り主不明な届け物などは受け取りを拒否し、開封せずに送り返す |
○中傷したり名誉を傷つけるような内容を告げたり、文書などを届けたりする
□状況を記録し、中傷ビラ、インターネット文書などは全て保存しておく |
○わいせつな写真などを、自宅に送りつけたり、インターネット掲示板に掲載したりする
○電話や手紙で、わいせつな言葉を告げる
□郵便受けに施錠するなど、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報の管理を慎重にする □送り付けられた物を持って警察に相談する |
○承諾なく、位置情報記録・送信装置(GPS機器等)の位置情報を取得する
○承諾なく、所持する物に位置情報記録・送信装置(GPS機器等)を取り付ける
□スマートフォンに見知らぬアプリが取り込まれていないか定期的に確認する □持ち物や車などにGPS機器等が取り付けられていないか定期的に確認する □GPS機器等を発見したら警察に相談する |