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振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺の現状(平成29年中)

特殊詐欺の被害発生状況

平成29年中、振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺は、兵庫県内で766件、約14億6,000万円の被害が発生しました。(暫定値)
平成29年の被害件数は前年対比1.8倍と激増しており、被害額は依然として10億円を超える高額で推移しています。
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また、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、還付金等詐欺といった振り込め詐欺に限って見ると、平成29年中、兵庫県内で751件、約13億7,000万円の被害が発生しました。
警察が認知した件数、被害額ともに、平成24年から増加傾向が続いており、非常に厳しい状況にあります。
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「振り込みをしない」詐欺が増加!

振り込め詐欺という名称ですが、「振り込みをしない」詐欺が増加しています。
被害金等の交付形態別で見ると、「振込型」は全体の約3割で、受け取りに来た犯人に現金やキャッシュカードを手渡す「手交型」が約4割、宅配便などで被害金を送付する「送付型」が約1割、コンビニなどで電子マネーを購入させ識別番号を聞き出して使用する「電子マネー型」が約2割と、被害金の交付形態は多様化しています。
また、被害額で見ると、「振込型」は約2割にとどまり、「手交型」と「送付型」で被害額の実に約7割を占めています。

65歳以上の高齢者が狙われています!

年齢別で見ると、65歳以上の高齢者の被害が特に目立ち、被害認知件数では約7割、被害額では約8割を占めています。
高齢者の方は特に注意していただくとともに、若い世代の方は、普段から両親や祖父母と連絡を取り合うなど、注意喚起をお願いします。

1件当たりの被害額は約190万円!

特殊詐欺1件当たりの被害額は、約190万円と非常に高額です。
平成29年には、県内で約1億3,700万円の高額被害が発生しており、一度被害に遭ってしまうと、老後の蓄えを一瞬にして失うこととなります。
類型 1件当たり
振り込め詐欺 約 183万円
オレオレ詐欺 約 230万円
架空請求詐欺 約 199万円
融資保証詐欺 約  56万円
還付金等詐欺 約 101万円
振り込め詐欺以外 約 593万円
金融商品取引名目 約1,230万円
ギャンブル必勝法 約 436万円
異性交際あっせん 約  50万円
その他 約 668万円

キャッシュカードをだまし取られる詐欺が激増!高齢者が被害に!

高齢者に対して、警察官、金融機関、百貨店等を装ってキャッシュカードをだまし取り、現金を引き出す被害が、平成28年中39件の発生に対して平成29年は約6倍となる246件の発生と激増しています。
70~80歳代の高齢者が被害全体の約83%を占めています。
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主な手口

  1. 還付金を名目とするもの
    役所職員等を名のり、「還付金があり、金融機関から連絡があります。」との電話の後、金融機関から、「キャッシュカードの交換が必要です。」と連絡があり、犯人が自宅を訪れキャッシュカードをだまし取るもの。
  2. 口座の不正利用を名目とするもの
    警察官や百貨店店員等を名のり、「あなたのカードで買物をした人がいます。金融機関から連絡があります。」等と不安を煽(あお)り、その後、金融機関から「偽造されているカードがあり新しい物と交換いたします。」と連絡があり、犯人が自宅を訪れキャッシュカードをだまし取るもの。
警察官や金融機関職員等がキャッシュカードを預かることはありません。
防犯ポイントは、「キャッシュカードは絶対に渡さない。」「暗証番号は教えない。」「必ず誰かに相談する。」
不審な電話があれば必ず警察などに相談してください。

電子マネーを購入させる詐欺が増加!若い世代が被害に!

コンビニなどのマルチメディア端末を操作させるなどして電子マネーを購入させ、支払後に交付される識別番号をだまし取る被害が、平成28年には66件発生しましたが、平成29年には約2倍の137件発生するなど、急増しています。
この手口では、20~50歳代の若い世代が被害全体の約65%を占めており、若い世代の方も注意が必要です。
電話やメールなどで身に覚えのない支払を請求され、「コンビニで電子マネーを買って、識別番号を教えて」と言われた場合は振り込め詐欺を疑い、必ず警察などに相談してください。

神戸・阪神地域に被害が集中!

地域別に見ると、神戸地域、阪神地域の発生が多く、県内の被害の約7割が集中しています。
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