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振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺の現状(平成28年中)

特殊詐欺の被害発生状況

平成28年中、振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺は、兵庫県内で425件、約14億8,000万円の被害が発生しました。
平成23年からの発生状況を見ると、警察が認知した被害件数は平成26年に一旦減少したものの増加傾向にあり、被害額は平成25年以降、減少傾向にあるものの、依然として高額で推移しています
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一方、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、還付金等詐欺といった振り込め詐欺に限って見ると、平成28年中、兵庫県内で398件、約13億7,000万円の被害が発生しました。
警察が認知した件数、被害額ともに、平成23年から増加傾向が続いており、非常に厳しい状況にあります。
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「振り込みをしない」詐欺が増加!

振り込め詐欺という名称ですが、「振り込みをしない」詐欺が増加しています。
被害の件数で見ると、「振込」は全体の約3割で、受け取りに来た犯人に被害金を手渡す「手渡し」が約4割、宅配便やゆうパックなどで被害金を送付する「送付」が約1割、コンビニなどで電子マネーを購入させ識別番号を詐取する「電子マネー」が約2割と、被害金の交付形態は多様化しています。
また、被害額で見ると、「振込」は約1割にとどまり、「手渡し」が約6割、「送付」が約2割と、「手渡し」と「送付」で被害額の実に約8割を占めています。

「手渡し」と「送付」の場合、被害者は金融機関の窓口で高額の現金出金をする必要がありますので、県警では、高齢者が高額の現金出金をする場合に現金に代えて預金小切手での持ち帰りを推奨する「預金小切手プラン」の実施を、金融機関に要請しています。
皆様には多大なご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
※ 「預金小切手プラン」については、「水際での被害未然防止対策について」をご覧ください。

65歳以上の高齢者が狙われています!

年齢別で見ると、65歳以上の高齢者の被害が特に目立ち、被害認知件数では約7割、被害額では約8割を占めています。
高齢者の方は特に注意していただくとともに、若い世代の方は、普段から両親や祖父母と連絡を取り合うなど、注意喚起をお願いします。

1件当たりの被害額は約350万円!

特殊詐欺1件当たりの被害額は、約350万円と非常に高額です。
平成27年には、県内で約1億2,000万円の高額被害が発生しており、一度被害に遭ってしまうと、老後の蓄えを一瞬にして失うこととなります。
類型 1件当たり
振り込め詐欺 約340万円
オレオレ詐欺 約440万円
架空請求詐欺 約360万円
融資保証詐欺 約150万円
還付金等詐欺 約100万円
振り込め詐欺以外 約410万円
金融商品取引名目 約370万円
ギャンブル必勝法 約570万円
異性交際あっせん 約 80万円
その他 約160万円

電子マネーを購入させる詐欺が増加!若い世代が被害に!

コンビニなどのマルチメディア端末を操作させるなどして電子マネーを購入させ、支払後に交付される識別番号をだまし取る被害が、平成26年には3件しか発生していませんでしたが、平成28年には約20倍の66件発生するなど、急増しています。
この手口では、20~50歳代の若い世代が被害全体の約75%を占めており、若い世代の方も注意が必要です。
電話やメールなどで身に覚えのない支払いを請求され、「コンビニで電子マネーを買って、識別番号を教えて」と言われた場合は振り込め詐欺を疑い、必ず警察などに相談してください。

神戸・阪神地域に被害が集中!

地域別に見ると、神戸地域、阪神地域の発生が多く、県内の被害の約7割が集中しています。

参考資料(兵庫県内の被害発生状況)

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