指定暴力団の指定状況

 令和4年末現在、六代目山口組、神戸山口組、絆會、稲川会、住吉会など全国で25団体が、暴力団対策法に基づく指定暴力団として指定されています。

特定抗争指定暴力団等の指定状況

  1. 令和2年1月7日、六代目山口組と神戸山口組が暴力団対策法に基づく特定抗争指定暴力団等に指定されました。
    対立抗争に係る暴力行為により人の生命又は身体に重大な危害が加えられることを防止するため、特に警戒を要する区域として、令和5年10月1日現在、

    神戸市、姫路市、尼崎市、高砂市及び加古郡稲美町の区域
    (島しょ部(架橋等により本土との陸上交通が確保された島を除く。)の区域を除く。)

    が設定されています。
  2. 令和4年12月8日、六代目山口組と池田組が暴力団対策法に基づく特定抗争指定暴力団等に指定されました。
    対立抗争に係る暴力行為により人の生命又は身体に重大な危害が加えられることを防止するため、特に警戒を要する区域として、令和5年10月1日現在、

    神戸市

    が設定されています。

命令の運用

イメージ指定暴力団の暴力団員が用心棒代の要求、高金利の取立て、示談介入等の不当な要求行為等を行っているときは、暴力団対策法に基づき、その行為の中止を命じたり(中止命令)、類似行為の再発を防止するために、必要な事項を命じたり(再発防止命令)しています。

命令発出状況

年別
区分
令和4年 前年対比
中止命令 全 国 877 +11
兵庫県 28 -10
再発防止命令 全 国 32 -5
兵庫県 3 +1

暴力団排除活動

暴力団排除活動については、公益財団法人暴力団追放兵庫県民センターとの連携を図り、新たに「暴力団事務所を作らせない」ことを加えた『暴力団追放3ない運動+2(プラスツー)』を新スローガンとして掲げ、暴力団追放運動暴力団を社会から排除する活動や暴力団からの離脱の促進、離脱暴力団員の社会復帰を支援する活動等を展開しています。暴力団からの離脱の促進、離脱暴力団員の社会復帰を支援する活動等を展開しています。

主な活動
 ・ 暴力団排除意識の啓発活動
 ・ チラシ、パンフレット等の作成配布
 ・ 暴力相談の対応
 ・ 暴力団追放大会の開催
 ・ 不当要求防止責任者講習の開催
 ・ 暴力団事務所撤去等の活動支援

保護対策活動

暴力団等の関係した事件の被害者、目撃者等を暴力団による”お礼参り”からガードするために、制服・私服の警察官による立ち寄り警戒など保護対策の万全を図っています。

被害は必ず警察へ

警察への早い届け出や相談が、問題解決の一番の近道です。 暴力団員から脅しや暴行などの被害を受けたり、悪事を見たり、又は聞いたりしたときは、必ず警察へ届けてください。
また、暴力団員が関与する民事上のトラブルに巻き込まれたときも、迷わず警察に相談してください。
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