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兵庫県 尼崎南 警察署
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 署長からのメッセージ

 尼崎南警察署管内の皆様、こんにちは。

 暑いですね。
 気象ニュースでは、生命にかかわる危険な暑さと伝えています。
 まったくもってそのとおりだと思います。
 早く、地球の地軸がズレていないかどうか調べる必要があると思うのですが、皆さん、どう思います?

 歴史上、止まなかった雨はないそうですが、この酷暑も続かないことを祈りながら、暑中お見舞い申し上げます。

 空は青 青青真っ青 雲もなし 燃える夏 似合う歳 過ぐる
(入道雲と夕立が記憶にあります。どうしたんでしょう。雨は。  過去の野球少年も、今や還暦です。)

 さて、尼崎南署の治安状況ですが、街頭犯罪はまだまだ要注意です。
 また、交通事故もやや増加傾向です。

 「油断せず」、「隙をみせず」、暑さに負けず治安維持です。
  どうぞ、ご理解、ご協力の程、よろしくお願いします。

 さて、管内散策ですが、暑すぎてネタがありません。
 尼崎は暑いので、育った田舎を思い出しての短編「少年時代の夏」を掲載させていただきます。
 管内散策趣旨とは違いますが、ご容赦下さい。

少 年 時 代 の 夏

 午前6時30分、村の神社入り口に集まる。
 ラジオ体操である。
 郵便葉書くらいの大きさの紙片、カレンダーになっている。
 ラジオ体操をして、終わるとその日の日付のところに上級生が印鑑を押してくれた。
 同級生が自分を入れて、九人いた。うち二人は女であった。
 上級生と同級生、下級生全部で30人くらいはいたと思う。
 残念ながら全員を思い出すことは無理である。
 写真でもあればよいのだが、当時、カメラがある家は少なかったと思う。
 我が家には、父の二眼レフカメラがあったが、このカメラを持ち出して、写真を撮りだしたのは、中学生になってからである。
もちろん、父には内緒である。

 ラジオ体操の後は、重要な会議をしていた。
 主に5年生と6年生の男のうち、仲の良い者だけである。
 会議といっても、話しの中味は、昨日のプロ野球の結果やテレビ番組のプロレス、巨人の星、タイガーマスクといったところである。
 そんな話しをしながら、「今日は何する?」という会議の目的を決めるわけである。
 何するは、もちろん遊びのことである。

 いろいろと遊んだ記憶がある。
 小学校にプールはなかった。
 川で泳いだ。
 野球もよくしたが、田んぼが野球場だったので、時期は稲刈りが終わった秋 であった。
 その他は、魚取りや蝉取り、クワガタやカブトムシも捕りに行った。
 探検と称して、洞穴や山へも行っていた。
 真っ黒の少年であった。

 家族で旅行に行った記憶はない。
 村の大人達と一緒にバスで、海や姫路城に行ったのを覚えている。

 家は農家だった。
 自分以外は、いつも忙しそうにしていたのを覚えている。
 家族は七人だったが、大祖母は小学校に行く前に亡くなった。
 よくかわいがってくれたと母から聞いているが記憶は当時の古い写真のみである。

 家族以外に、牛がいた。これは記憶がある。
 田舎の家なので、住居と何か作業をする広い土間があった。
 そんな母屋の一角に牛がいた。名前はあったのかなかったのか記憶にない。いつのまにかいなくなっていた。
 小学生に上がる以前のような気がするが記憶は定かではない。

 それから山羊もいた。
 当時、牛乳の記憶といえば、小学校の学校給食の牛乳を覚えているが、我が家には山羊がいて、山羊の乳を母が暖めて、砂糖を加え飲ましてくれていた記憶がある。
 白い山羊だったが、これもどうなったか記憶にない。

 ミケという猫もいた。
冬には炬燵に練炭で暖をとっていたが、朝、炬燵の布団から頭だけ出して死んでいた。
 何度か一緒に寝たりしていたことも有ったので、その日は泣いたに違いない。
 それから猫は飼っていなかった。

 

 そんな子供時代だったが、詳しい記憶がない。
 昭和45年の夏休みには、大阪万博に連れて行って貰った。
 一度は祖父と一緒で、大阪への用事のついでに同行させて貰った。
 もう一度は、父と行った。雨の中、カッパを着て、白い帽子を被った少年の写真が残っている。

 詳しい記憶がないと何度か書いてきたが、実は理由がある。
 小学6年の夏だったと記憶しているが、自転車に乗っていて川に落ちた。
 田舎の川である。
 ガードレールのようなものはなく、川には石がごろごろしている。
 そんなに大きな川ではなかったが、水量も少なく、丁度回転するように頭から石にぶっかった。頭頂部が切れ、かなり出血した。
 家まで50メートルほどだったが、頭を両手で押さえ、家に帰った。
 すぐに隣村の町医者に連れて行って貰い、頭頂部を縫って貰った。
 自分ではどんな怪我かわからなかったが、その日から3日くらい寝ていた。
 大阪の叔父がわざわざ帰って来たので、かなりの怪我だったのかも知れない。
 自分では、この怪我が理由で、幼少期の記憶を一部なくしたのではないかと思っている。
 今のようにCTもなく、ただ切れた頭頂部を縫っただけ、出血はかなりあった。
 この怪我がなければ、もう少し成績もよく、違った人生ではと思うのだが、母に言わせると、その怪我以降、かなり性格や成績が良くなったと言っている。
 まったくもって我が子への言葉掛けとは思えない。

 少し食べ物のことにも触れておきたい。
家にお菓子がなかったわけではないが、田舎の子供はたくましいので少し紹介したい。
 紫色の桑の実、赤色のグミ、ナツメ、ザクロ、あけび、野いちご、梨、桃、イチジク、柿、スモモ、ぶどう、名前は忘れたが少し酸っぱいが食べられる葉っぱ、忘れていたが、スイカ、瓜も食べた。

 当時の時代は、年毎に生活が変わっていったような気がする。
 いまでいうところの加入電話は村に1軒だけ、家々にはその地域だけの有線電話が引かれていた。
 白黒テレビがほとんどだったが、カラーテレビを友達の家で見せて貰ったときは感動であった。その家の人に嫌われないように子供ながら気を遣ったような気がする。
 洗濯機を買うまでは、川で洗濯をしていた。
 我が村を流れる川は、山からの水が川となったもので、きれいな水であった。
 蛍もいっぱいいた。

 夜に口笛を吹くとヘビがくるから吹いてはダメだと言われた。
 玄関を入ってすぐの場所にツバメが巣を造った。
 やがて雛が生まれ、親が餌を運ぶようになった。
 どちらかの親鳥が巣を守るのかというとそうではなく、親鳥は餌運びに一生懸命である。夏場の日没は遅く、午後7時くらいでも薄暗い程度である。
 田舎の夕食は早い、食事が終わり、居間でゆっくりしていると、雛が親鳥に餌をねだる鳴き声が聞こえる。

 すると、雛鳥の鳴き声に混じって、親鳥であろうか、羽音激しく、いつもと違う鳴き声がする。
 胸騒ぎがした。戸を開けて巣の方を見ると、ヘビが体長をいっぱいに伸ばして巣へ頭を向けている。既に何羽か犠牲になったかも知れないと思った。
 声を上げたがヘビは逃げない。別の部屋にある長い柄の座敷用箒を取りに行き、柄の方でヘビを叩き落とした。
 田舎の家である。床下は入る場所はいくらでもある。あっという間にヘビは逃げていった。
 親鳥はまだ巣の周りを飛んでいる。2羽くらいやられたか。もっと早く気づいてやればよかったと悔やんだ。
 巣は玄関を入って、天井を横切る木材の丁度中間の位置に造っていた。
 仮にヘビが来ても、90センチくらい体を伸ばさないと届かない場所である。
 その柱に五寸くぎが一本あり、そこに巣を造った。玄関の上には、四角いくりぬきでツバメの出入り口がつくってある。
 ツバメが巣を造る家は安全だということを聞いたことがある。
 そうしたこともあって、当時の我が家でもツバメの巣作りを歓迎していたと思う。
 子供ながらにツバメの雛がかわいそうで、なんでヘビが巣に届いたのだろうと思い、巣の周りを見ると、小さなくぎが一本あった。
 このくぎまでヘビは体を伸ばし、このくぎを支えにして、さらに体を伸ばせて雛を襲ったことがわかった。
 高い場所である。
 父に、あの小さなくぎを抜いてくれと頼むと、脚立を持ってきてくぎを抜いてくれた。
 それからはヘビは来ず、夏の終わり頃だろうか、2羽の雛が巣立っていった。
 少年の私が巣立つのは、まだ先である。

 兵庫県北部の山間部で生まれ育った。
 丁度、高度成長の真っ只中だったと思う。
 スマホはなかったが、いっぱいの宝物があり、いっぱいの愛を貰った少年時代であった。
 お盆は、帰ろうかな。

 では、See You Again。 Good Bye。



尼 咲 南 人(あまさき なんと)

 重傷事故が発生しています。
 歩行者の方、自転車の方、単車の方、車の方、見通しの悪い交差点や車の陰になるような時は要注意です。
 私も高速道路は家内に運転して貰う場合がありますが、市街地や民家があるような道路では、私が運転しています。
 市民の皆様、安全運転をよろしくお願いします。
 
 「油断せず」「隙を見せず」 です。

平成30年7月30日

追伸:

庄下川ですが、まだ整備中のようです。
川の中央に石が集められ、積み上げられています。
鯉も相変わらずです。
これだけ暑いのに、いつもより元気に見えます。
気になる色鯉ですが、まったく見かけません。
旅に出ているならいいのですが、少し心配しています。
     
あ! 忘れていました。
今回は自信の一句です。
  還暦の朝 殻を破れぬ 蝉あはれ
どうでしょう。署員からは「才能有り」の声を聞いています。
少し、嬉しいんです。


尼崎南警察署長
村 尾 芳 和
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