① 昨年(令和5年)、尼崎市で発生した犯罪は、コロナの収束と共に前年より2年連続して増加しています。
県下的にも全国的にも、同様に増加傾向にあります。
→ 多い犯罪ワースト3(令和5年、尼崎市)
NO.1 自転車盗(自転車が盗まれる)
1560件(前年比+280件。1日 平均約4台)
NO.2 器物損壊(物を壊される、傷をいれられる等)
506件(前年比+103件)
NO.3 車上ねらい(車や自転車の積載物が盗まれる)
272件(前年比 +26件)
< 防犯対策(自転車盗、車上ねらい)>
→ 少しの間でも、カギをかけることが大事。
※ 無施錠での被害が6割を超えています。
自宅前、コンビニ、スーパーでも施錠を!
② 特殊詐欺の被害(令和5年、尼崎市)
昨年 94件(前年比-19件)、 被害額2億1500万円(暫定値)
<多い手口>
1位 44件 架空請求詐欺(電子マネーなど)
2位 18件 還付金詐欺(ATM誘導など)
3位 14件 キャッシュカード詐欺盗
<被害の特徴>
○ 被害者の8割以上が、60歳以上の高齢者
○ コンビニで電子マネーを買わせる手口が多い。
<防犯対策>
→ 犯人は、録音されるのを嫌います。
自宅の固定電話は、詐欺防止機能の付いた電話に買い替えを。
例:最初に「この電話は録音されます。」などとアナウンスされるのがお勧め。
→ 兵庫県では「自動録音機能付き電話」の普及のため、
来年度予算 13億円、1台に1万円補助 → 電話機13万台分
→ 尼崎市も令和6年度事業として、
1台1万円の補助を500台分、65歳以上の高齢者世帯を対象と
して補助されますので、是非ともご利用ください。
③ 交通事故発生状況(令和5年、尼崎市)
人身事故 1229件 (前年比+63件)
死者 5人 (前年比-3人)
<特徴>
○ 自転車による事故が多い。
人身事故 1229件のうち、自転車が関係する事故は、
494件(全体の40%)
→ 県下平均(約25%)より、
尼崎は自転車が関係する事故が多い。
<事故防止対策>
○ 自転車はスピードを落とすこと。
→ 特に、交差点での出合頭の事故に注意してください。
○ ヘルメットの着用
→ ヘルメットの着用が努力義務化されています。
統計では、自転車による死亡事故のうち、
頭を打ったことが致命傷となったものが約6割。
→ ヘルメットをしていたら助かった可能性があります。
命を守るためにも、ヘルメットの着用は大事です。